個性的なキャラが勢ぞろい!月刊少女野崎くん

月刊少女野崎くんとの出会いは、本屋での立ち読みでした。
漫画紹介のため「どうぞご自由に読んでくださいと」一巻だけ読めるようになってました。
試しにぺらぺらっとめくってみると、もう最初っから爆笑ものでした。
4コマ漫画なんですが、そのギャグのセンスがもうずば抜けてます。
まず男子高校生が実は少女漫画家という設定が面白いし、出てくるキャラがみんな個性的ですべて笑えます。
漫画の内容自体は、その男子高校生と彼を取り巻く人々の日常を描いているだけなので、どちらかといえば淡々と物語は進んでいます。
それなのになぜこんなに笑えるのか、こんなギャグ漫画は初めてでした。

まだ5巻しか出ていないのに、すでにアニメ化というのもすごいと思います。
ワンクールだけの放送なので、もう最終回になってしまうのが残念です。
アニメだと漫画独特のテンポが失われてしまうところもありましたが、声優さんたちの声がみんなイメージぴったりでとても素敵でした。
やるかどうかわからないけど、アニメの第二期に今から期待しています!

ガンガン系は新しくて懐かしくて面白い。

最近のマンガは振れ幅が広い。ちょっと前まで書道マンガといえば「とめはねっ!」くらいだったが、もう今の一押しは「ばらかもん」といって過言でない。なんといっても島の話である。島が舞台の話は小説世界でもウケがいい。狭いコミュニティの中で否応なしに触れ合う濃い人間関係、そこから逃げ出せない限定感、けれどそこにしかない時間軸とでもいうべき地域性、風習などが同じ国であるにもかかわらず、そこにしかないオリジナリティを産み出すのだろうと思う。前述の「ばらかもん」は書道の大家の息子が問題をおこし島でも生活を余儀なくされるところから始まる。つまりマイナスから始まる挫折、立ち直るための布石、そのための自由な時間、なにものにも代え難い新しい環境、人間関係。この作品は現代人の理想と現実を兼ね備えたものではないかと思う。二次元でもダイブできる異次元感、多幸感、既視感、懐古。望んで手放した人にも、手放した後で再開を願う人にも、何か訴えるものがある。私はアニメ放送から知ったのだが、この作品はオンラインで最新作が読めるという。そこも新しいし欲がない。そして時代に合っている。今は当たり前のように情報化社会だ。情報を制する者は日夜当然のように情報を発している。新しい情報は需要がある。オンラインでいち早く作品を知ることができるのは理にかなっている。そういう利点も読者層の幅を広げ、ひいては購買層の幅を広げるのだと思う。同じくガンガン系では「月刊少女野崎くん」も非常に面白い。ラブコメなんだろうが、コメディ要素がほとんどで、しかもよく練られている。4コママンガのアニメ化はつなぎがぎこちないことが多いが、この作品はアニメ化して大成功した作品の一つではないだろうか。